“シリコン”と“シリコーン”この2つの用語は一見よく似ていて、 たとえばタイプライタとタイプライターのように同じ内容を示しているようにみえます。 しかし化学では、この2つの用語は厳密に区別されています。 すなわち前者のシリコンは元素記号Siで表されるケイ素を意味し、 物質としては、グレー色をした金属状のものです。 半導体用のシリコンウェハー、合金のフェロシリコンなどが、このシリコンの応用製品の例です。
一方シリコーンは有機基のついたケイ素(オルガノシリコン)と 酸素とが化学結合で交互に連なってできたオルガノポリシロキサン類のポリマ-の総称を意味しています。 有機性と無機性を兼ね備えたユニークな化学材料として様々な形態で応用されており、 ほとんどあらゆる産業分野で欠くことのできない高機能材料として位置づけられています。
シリコーンゴムの特徴を生かし幅広い温度範囲での使用や、 流体として各種薬品や食品に使用できます。 シリコーンゴムの特徴を生かしもちろん耐熱、耐寒、耐薬 品、電気絶縁性などにも優れた耐性を示します。
シリコーンゴム |
サイズ (mm) |
定尺 (m/@) |
サイズ (mm) |
定尺 (m/@) |
サイズ (mm) |
定尺 (m/@) |
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シリコン チューブ |
1 × 2 | 100 | シリコン チューブ |
6 × 10 | 100 | シリコン チューブ |
18 × 24 | 20 |
1 × 3 | 100 | 6 × 12 | 50 | 20 × 28 | 20 | |||
2 × 4 | 100 | 6 × 15 | 50 | 25 × 33 | 20 | |||
3 × 5 | 100 | 7 × 10 | 100 | 32 × 42 | 20 | |||
3 × 6 | 100 | 8 × 11 | 50 | シリコン 丸紐 |
2 | 100 | ||
3 × 10 | 100 | 8 × 12 | 50 | 3 | 100 | |||
4 × 6 | 100 | 8 × 14 | 50 | 4 | 100 | |||
4 × 7 | 100 | 9 × 12 | 50 | 5 | 100 | |||
4 × 8 | 100 | 9 × 13 | 50 | 6 | 100 | |||
4 × 9 | 100 | 10 × 13 | 50 | 7 | 100 | |||
4 × 10 | 100 | 10 × 14 | 50 | 8 | 100 | |||
5 × 7 | 100 | 10 × 16 | 50 | 9 | 100 | |||
5 × 9 | 100 | 10 × 18 | 50 | 10 | 100 | |||
5 × 10 | 100 | 12 × 16 | 50 | 12 | 50 | |||
5 × 15 | 50 | 15 × 19 | 30 | 13 | 50 | |||
6 × 8 | 100 | 15 × 20 | 25 | 15 | 50 |
フッ素ゴムとは
フッ素ゴムはフッ素原子のもつ特異な性質を利用した高性能ゴムで、
1950年代にデュボン社により開発され1956年商品名バイトンで売り出されました。
フッ素ゴムは、耐熱性、耐油性、耐候性および耐薬品性が他のゴムに比べて優れています。
そのため高価な材料にもかかわらず、自動車、化学、機械などで欠かせない素材となっております。
フッ素ゴム押出品 |